当たり前と言えば、当たり前なのですが、キャッシングの利用には審査が有り、審査を通過出来なければ絶対に利用出来ません。
審査の基準は各社様々で、その基準が公開されているわけでもなく、時期によっても変わると言われていますが、最も重要となる指標は、年齢、年収、職業、勤続年数です。
また、既に他社で利用があるかどうか等も大きなポイントですが、ここでは、審査結果を左右しかねない申込時の注意事項に触れてみたいと思います。
1.虚偽の申告(入力ミスを含む)をしない
少しでも審査結果に有利になる様にと、事実とは異なる内容で申込をするのは絶対に避けましょう。
というのも、それらのちょっとした「ウソ」の多くは、ほぼ間違いなくバレるからです。
与信担当者の心証を害するだけで、なに一ついいことはありません。
しかもこの担当者の心証というのは、審査にかなり大きく影響します。
現在のキャッシングの与信システムというのは、機械的に判断された審査結果の上に、担当者の判断が加わったものですので、システム的には審査OKの結果でも、最悪、担当者の心証でNGになるケースは少なくありません。
また、入力ミスを避けるというのも重要なポイントです。
なぜなら、その入力ミスが本当に入力ミスなのか虚偽の入力なのか区別することは困難だからです。
ただの入力ミスを虚偽の入力と判断されれば、上記の様に審査に大きく影響することとなりますので、十分に注意して下さい。
2.大手でCM量の多い会社に申し込む
まず、初めてキャッシングを利用する方にとって非大手の消費者金融に申し込むメリットは、基本ありませんので、必ず大手のキャッシング、若しくは銀行のカードローンを利用しましょう。
また、一般論ですが、TVCMの広告量が多い企業の方が積極的な融資を行っている事が多いため、場合によっては審査に有利な場合があります。
最近では、キャッシングで言えば、プロミス、アコム、アイフル、銀行カードローンでは、三菱東京UFJ銀行カードローン、三井住友銀行カードローンなどが積極的なCM展開を行っており、まずはこの5社を中心に商品選びを検討すれば問題ないと思います。
3.インターネット申込をしよう
ちょっと都市伝説じみた意見かもしれませんが、窓口申込よりインターネット申込の方が審査に有利という話もあります。
というのも、窓口申込の場合、年齢、年収、職業、勤続年数といった、基本要素に加えて、服装や挙動といった外見の印象や言葉使い等の要素が審査に大きく影響するからだと言われており、あながち的外れとも言いがたい感じです。
話半分と考えても、これだけインターネット申込が盛んな現在としては、利便性を考えても、わざわざ窓口まで出向くメリットも特にないので、総合的にインターネット申込がオススメなのは間違いありません。
4.複数社への同時申込は2、3社にとどめる
あなたが何処かでキャッシング申込した場合、その金融機関は申込者の情報を日本信用情報機構やCICといった信用情報機関に照会すると共に、申込があったという履歴を情報として登録します。
審査に確実に通りたいという思いから、複数の金融会社にほぼ同時に申込をされる方が結構いらっしゃるようですが、信用情報機関経由で、他社でも申込をしているという事実を他の金融会社を把握する事が出来るので、この件数があまりにも多いとなると、「借り逃げ」を画策しているのではと入らぬ誤解を生み、審査にマイナス方向に働く場合もあります。
同時に申込をする場合でも、2~3社程度にとどめておくことを強くお勧めします。
ただし、同時申込が全てマイナスに作用するとは限りません。
あなたの申込属性がいいと判断された場合は、「条件を良くするのでウチで借りて下さい」といった営業が入る事もあり、場合によっては、特別にいい条件を提示されるケースもあります。
5.審査が不安という方は、「借入診断」を試してみよう
生年月日や年収、他社借入額といった極々基本的な情報を元に、借入が可能かを判断してくれる簡易的な借入診断を金融各社が用意しています。
勿論、その名の通り、診断結果は簡易的なものであり、実際の申込みでは、より詳細な情報に基づいて審査が行われますので、診断の通り借入が出来るかはわかりませんが、一応の目安にはなります。
3~4項目程度の簡単な情報のみで、個人情報の入力は必要無く、診断結果や診断の履歴が信用情報機関に残ることもありませんので、気軽にご利用になれます。