プロミスに限らず会員カードをATMで使用してキャッシング・カードローンを利用する際には、銀行のキャッシュカード同様に暗証番号が必要となります。
暗証番号として利用出来るのは、やはりコレも銀行のキャッシュカード同様に4桁の数字となっていますが、覚えやすいからと安直な暗証番号にするのはとても危険です。
カードを落としたり、盗まれてしまった場合に不正利用されてしまう可能性が高まり、ひとたび不正利用されれば、身に覚えのない借入を増やす事にもなりかねません。
意外に安直な番号を利用している人が多い
暗証番号に関する統計は色々ありますが、どの統計でも最も多いとされる暗証番号はやはりかなり単純な番号です。
iPhoneアプリ「Big Brother Camera Security」の作者ダニエル・アミティ氏が「ウィルス・ブレティン」に発表したHearing a PIN dropという記事であげられていたリストによると、もっとも多く使用されている暗証番号のランキングは下記の通りです。
1. 1234
2. 0000
3. 2580
4. 1111
5. 5555
6. 5683
7. 0852
8. 2222
9. 1212
10. 1998
11. 6969
12. 1379
13. 1997
14. 2468
15. 9999
16. 7777
17. 1996
18. 2011
19. 3333
20. 1999
21. 8888
22. 1995
23. 2525
24. 1590
25. 1235
2011年とちょっと情報が古い上に、銀行やキャッシングのカードの暗証番号ではないので単純比較は出来ないかもしれませんが、覚えやすいからと簡単な暗証番号を利用しているケースはかなり多いようで、上位10位までで全体の15%を占めていたそうです。
こういった個人情報がなくても誰でも思いつく安直な暗証番号は本当に危険ですので、絶対に避けるようにしましょう。
個人情報に紐付いた暗証番号も危険
ある統計によると、クレジットカードや銀行のキャッシュカードの盗難被害があった場合、以外にも多いのが知人による犯行だそうです。
その場合、ある程度の個人情報を持つ可能性のある犯人による盗難ですから、個人情報に紐付いた暗証番号というのもかなり危険です。
- 誕生日
- 自宅の電話番号
- 携帯番号
- 勤務先の電話番号
- 住所(地番)
- 車のナンバー
特に誕生日は覚えやすさではトップクラスかもしれませんが、バレやすさもトップクラスです。
自身のものだけでなく家族の誕生日もよく利用されているので、出来れば避けた方が良いでしょう。
また、自宅、携帯、勤務先などの電話番号の下4桁や中4桁も利用されているケースが多いとされていますので、避けた方が賢明でしょう。
比較的安全で覚えやすい暗証番号の作り方
やはりもっとも安全なのはご自身しか知らない番号でしょう。
出生時の体重や、昔乗っていた車のナンバー(現在利用中の車はNG)、運転免許証の番号から4桁抜き出したもの等など、自身には印象深いものであっても他人に知られる可能性が殆ど無いものがオススメです。
また、誕生日や電話番号を一定のルールに基づいて置換えたりするというのも、オススメです。
- 誕生日を逆に置換える
10月23日生まれの方であれば、1023 ⇒ 3201 に置換える - 計算を加える
例えば1980年2月10日生まれだったとして、
1980×210 = 415800 として、その頭4桁(4158)を利用するなど、計算を加えるというモノであれば、大概のATMには計算機が備え付けられているので、その場で計算して求めることが出来て便利に利用出来ます。